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夢を形にするものづくり!ものづくりのプロ中のプロ、米田社長にインタビュー!
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こんにちは。株式会社IPリッチ代表取締役の草野です。

今回は”ものづくり×知財”特集ということで、試作から量産まで1社でできるものづくりのプロ中のプロである株式会社YONEDAの米田社長へのインタビューをお届けします。

誰でもヒット商品を生み出せる可能性があるということで、これまでものづくりに全くご縁がなかった方にも是非お読みいただきたいです。

1. 米田社長のご紹介

父が経営する板金工場で子供の頃からものづくりを見ていたため、その面白さを知る。

美容師の母の勧めで美容師を目指すも、ものづくりをしたくなり、父の会社に勤める。

その後プラスチック金型屋を経営する親戚の下で勤め金型のノウハウを学ぶ。

1992年に独立し、大企業とのガラケーの開発などで有名になり、テレビや新聞などで取り上げられ一躍有名人に。そして日本・中国・ベトナムを拠点とし、試作から量産までありとあらゆる商品の開発を手掛ける。また、自社商品として「詰め替えクリッピュ」の開発・販売も行う(特許・意匠・商標出願中)。

2. インタビュアーの紹介

上智大学大学院物理学領域卒業後に富士ゼロックス(株)知的財産部にて特許業務に従事し、2016年に(株)パテントインベストメントを設立。知財コンサル、SOSドローンの研究開発、潜水艇事業、知財コンテンツの制作等を行う。

調査・分析・アイデア提案等を得意とする。SOSドローンについて特許2件取得・4件出願中で世界トップの潜水艇技術を持つ企業と共同開発中。史上初の知財を題材にした映画の製作等を行う。その他に知財検定の講師や講演、大学でのセミナー・コンサル等も行う。

満を持して数年間構想してきた知財の事業を行うために、2023年9月に株式会社IPリッチを設立。

3. 米田社長の経歴とものづくりへの情熱

草野:今回は、夢を形にする会社(株式会社YONEDA)の米田社長にお話を伺います。よろしくお願いします、米田社長。

米田社長: こんにちは、ありがとうございます。草野さんとはものづくりの分野で連携できて嬉しいです。いつもお世話になっています。

草野: 早速、経歴からお聞きしましょう。米田社長、ものづくりへの情熱はどのように始まりましたか?

米田: はい、ものづくりへの情熱は小さい頃からありました。最初はプラモデル作りなど、一般的なものづくりから始まりました。同じものを作る誰かと同じでなく、オリジナルなものを作ることに興奮しました。その情熱が深まり、現場での実際の経験を積みたいと思い、独自の道を歩むことになりました。

草野: その経験が、ものづくりにおける独自の視点を養ったんですね。ものづくりのイメージについて教えていただけますか?

米田: イメージとしては、大手企業の下請けとして製品を作ることが一般的です。難しいものでも、お客様の要望に応えるために工夫しながら製品を作り上げます。夢を形にする=ものがないところから形にしていく事になります。しかし、夢を形にするためには、新しいアイデアを出すことが不可欠です。便利なものが不足している分野でアイデアを出すことが、成功の鍵となります。

4. ものづくりの過去の成功事例

草野: 便利なものを作り上げることが重要なんですね。米田社長の過去の成功事例についても教えていただけますか?

米田: もちろんです。例えば、私が手掛けたガラケーは、ショルダーの電話機を改良し、小さな電話からスマートフォンまでの進化に貢献しました。昔の東京デジタルホン(現ソフトバンク)と一緒に一から作り上げました。それから、自動で野菜を育てる装置も開発しました。野菜を育てるのは難しいことですが、アイデアと工夫で実現し、収穫までほったらかしできる装置を作りました。アイデアを出し、努力して実現させることが大切です。商品開発において、アイデアを持ち続けることは非常に重要です。

草野: そうですね、アイデアが引き出されるのは、過去の経験やストックがあるからなんですよね。アイデアをどんどん出せる引き出しが大事なんですね。アイデアが評価されると、それが商品として売れる可能性も高まります。

米田: そうです。アイデアは無限に湧いてくるものですが、それを実現できるかどうかが大事です。商品が売れるかどうかは、アイデアを実際の商品に形にすることにかかっています。

草野: 素晴らしい考えですね。また、過去に成功した例として、ガラケーや自動野菜育成装置(Sobic)などを挙げていただきました。特に、自動野菜育成装置は非常に便利でエコロジカルな製品ですね。

米田: はい、自動野菜育成装置は野菜を育てるのに手間がかかる問題を解決する製品です。太陽の力を活用して、自動で自然な方法で野菜を育てることができます。この製品の詳細は後日お伝えできるかもしれませんが、エコロジカルな面でも非常に魅力的な製品です。

草野: 野菜を自宅で簡単に育てることができるなら、多くの人にとって便利なことでしょうね。それにしても、米田社長のアイデアはいつも斬新で面白いですね。

米田: ありがとうございます。ものづくりの世界は常に進化していますし、アイデアを形にすることで、新しい商品が生まれ、社会に貢献できると思います。

5. 施策から量産まで対応、資金調達もサポート

米田: 商品を開発する際、補助金の利用や事業のサポートを受けることが大事です。良いアイデアを持って、売り込みをする際には、補助金や支援が役立つことがあります。人生には夢があり、それを追求することでお金の問題も克服できます。私の会社では、個人や会社員のアイデアを受け付け、特急でサポートすることができます。お金がなくても夢を持っていれば、チャンスは十分にあると思います。

草野: それは素晴らしい考え方ですね。自分自身で生み出したアイデアには思い入れがあり、特に最初のアイデアには魂が入りますよね。量産についてもしっかり考え、試作から設計、そして量産までサポートできる点が、米田社長の会社の強みの一つですね。

米田: そうです。ものづくりのプロセスは非常に重要で、最初のアイデアから最終的な量産までを見据えて進めることが大切です。そして、量産についても考えながら設計を進めることで、効率的な製品を生み出すことができます。

草野: その通りですね。アイデアを形にするために、独自のアプローチを持っている米田社長のお話は非常に興味深いものでした。

米田: 仕事をする際、商品を開発して売り込むことが大切です。しかし、他の企業の知的財産権に引っかかってしまう場合もあります。そんな時に草野さんの知財コンサルと協力して共に発展できることが重要です。私たちの役割は、人々のアイデアを形にし、商品として提供することです。ものづくりってどこに頼んで良いかわからいっていう方をよく聞くんですよ。普通、インターネットで探してみると、図面があれば作れますっていう会社さんが当然多くて、図面がなかったら無理ですって簡単に断られるのが一番多いです。私はゼロからやりますので、日本全国からこういうもの作れないか?廃盤になっちゃったからどうしよう?とかそういう話がいっぱい来ます。当然それを対応させていただきますし、断ったことは1回もないです。形にするかお客さんが諦めるかどっちかしかないので、できないってことはないです。必ず答えを出しますので、どんな方でも安心して頂いて、あとは知的財産の規制に引っかからないかだけを草野さんや弁理士の方に確認させてもらいながらやれれば問題ないと思います。

草野: 多くの人々がものづくりを始める際、どの場所でどの会社に頼んでいいか迷うことがあるとおっしゃっていますが、米田社長の会社では、自分が持っているアイデアを形にするサポートを提供していることが明確で、安心して依頼できる場所であると感じました。

米田: そうです。私たちはどんな方でも安心してアイデアを持ち込んでいただければと思います。アイデアを形にし、知的財産を守りながら共に成長していけるパートナーとして、皆さんと連携していきたいと考えています。今日はありがとうございました。

米田社長の物づくりに対する情熱と、アイデアを形にするサポートについてのお話が印象的でした。米田社長の会社は、多くの人々のアイデアを受け入れ、実現へと導いています。物づくりを通じて、共に発展することが大切だというメッセージが伝わりました。

米田社長に関する情報はこちら

株式会社YONEDA

https://yonekin.jp/

詰め替えクリッピュ

https://tsumekae-clipyu.com/

米田社長とのYouTube対談

https://www.youtube.com/watch?v=8-Tncv7a8WY

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